クリスチャンになったきっかけ
初めてのクリスチャンの講演会
友達に誘われてクリスチャンの講演会に行ってきた。
そのときの私の教会のイメージは、牧師は真面目な人で、信者たちも真面目な人たちが多いというイメージだった。
すると、カッコいいハーフの牧師がでてきた。私は「ゲッ!マジか。この人が牧師」かと思えば、どんどん私と似たような信者たちが出てきた。上半身に入った刺青の信者たち。元暴力団で、刑務所から出所してきた信者たちだった。
私は「クリスチャンって、これでいいの?こんな人たちなら、私の気持ちなんか直ぐに分かってくれる」って思うと、涙が何故か出てきた。
そして、ハーフのカッコいい牧師からのメッセージにもジーンときた。
そして、何よりもゴスペルシンガーの透き通った歌声に涙が溢れ出た。私と同じ虐めから不良になり、そこからクリスチャンになった話しだった。
私はどうしても彼女と会いたいという思いが強くなり、友達に「彼女に会ってみたいね。」と言うと、友達も「会いたいさー」と言った。
そして、その講演会からどのくらいたったのか覚えてないけど、友達がたまたま行ったレストランで偶然にもゴスペルシンガーの彼女と会った!そして、友達が彼女たちのフェローシップの住所を聞いてくれたことで、そこから私と友達のクリスチャン人生が始まっていった。
初めて私と友達が彼女のフェローシップに行ったとき、そこはまるで暖炉のように暖かい場所で、少人数でテーブルを囲み、誰かが差し入れしてくれたコーヒーやお茶を飲みながらいろんな話しをする場所だった。
私が初めて聖書を読んだときに出会った御言葉が『あなたの信仰が、あなたを救ったのです。ルカ7章50節』でした。
その御言葉の一言が私の心にグッときたと同時に、今まで心の中に引っかかってたものがスッと解けた感じがした。
聖書を読めば読むほど私の苦しみの紐が解けていく。
私はこんなにも深い愛に触れられた事はなかった。
涙が溢れ出た。