PTSD(心的外傷後ストレス障害)とは
いつもなら私は、PTSDの話しをするだけでパニックを起こすのですが、最近は落ち着いてるので、今日はPTSDについて話してみました。
PTSD(心的外傷後ストレス障害)とは、当時の体験の記憶から恐怖や無力感とともに、自分の意志とは無関係にその当時の体験を思い出して、まだ被害が続いているかのような現実感を生じる病気です。
アメリカでは、戦争帰還兵に多い病気です。
私はPTSDの治療を始めて12年になります。
治療は、薬とカウンセリングで、薬の名前は、プラゾシンと言います。高血圧に使われる薬でもありますが、アメリカではPTSDにも使われてる薬でもあります。
カウンセリングでは、現実から過去を切り離す事を中心に話しをしたり、気持ちの状態など。また、悪夢や不安、パニックなどが起きた場合は、カウンセラーにちゃんと伝える事が大切なので、私は正直に全て伝えるようにしてます。
私のPTSDの症状
誰かに見られてるのが怖くて外に出るのが怖い、ドアのチャイムの音とノックの音に怯える、特に電話の音には怯える、怒鳴り声が怖い、囁き声が気になる、聞こえるはずのない音に怯えたりもする、夜は何度も目が覚める、安全な場所にいないような気がしてならない、誰かが襲ってくる気がする、家族が傷つけられそうで怖くなる、眠れない、人の気配を感じるときもある、これが私の症状です。
最後に
暗闇の中
私は今、暗闇の中にいる。
冷たい風が吹き、その暗闇の中を私はフードをかぶり下を向いて歩く。
しばらく歩いてると、暗闇の中に薄い灯りが見えてくる。
私はその灯りに導かれて歩く。
そして私はその灯りを見て言った。
「私はあなたを知ってます。
私はあなたを忘れたことはありません。
あなたは私を見捨てたりもしません。」と言って、私は涙を流した。
聖書の御言葉
『16:わたしは失われたものを捜し、迷い出たものを連れ戻し、傷ついたものを包み、病気のものを力づける。わたしは、肥えたものと強いものを滅ぼす。わたしは正しいさばきをもって彼らを養う。エゼキエル書34章16節』
私はこの病気で苦しかった。今でも苦しい。またいつ恐ろしい苦しみが襲ってくるかも分からない。
でも、私は恐れません。
私は知ってます。神様が私たちを愛してやまない事を。
神様は病で苦しむ人たちを見てます。
その1人ひとりを見てます。