アメリカの高校の卒業式
卒業生たちが着るガウン
卒業式は学校の体育館やスタジアムで行われます。
そして、卒業生たちは学校のシンボルカラーの角帽とガウンを着て卒業式に参列します。
卒業式で着るガウンについて説明します。
正式名称は「アカデミックガウン」です。
また、角帽は「キャップ」と呼ばれ、そのキャップに付いているのが「タッセル」です。
このタッセルには意味があり、卒業式では右側にかけておき、全員が卒業証書を受け取った後、校長先生の呼びかけで全員が左側に移動します。
なぜならば、卒業式の前のタッセルは学生時代を象徴していましたが、タッセルを反対側に動かすことで新たに得た卒業生としての地位を確認する意味があるからだそうです。
そして、紐のようなものは「コード」と呼ばれるもので、学業やスポーツで優秀な成績を収めた生徒や、特定の活動に取り組んでいる生徒に贈られます。
そのなかには「全米優等生協会:ナショナルオナーソサエティ名誉コード」もあります。
他には「ストール」と「メダル」もありますが、私の娘の学校ではストールはありませんでした。
12年間の義務教育を終えて、それぞれの道へ進んで行きながらチャンスを拾って行く。
人生の始まりはこれからですね。
私もコードを首にかけてみたいさーꉂꉂƱʊ(˃̤▿˂̤ *)
卒業式にキャップを投げるのはなぜ?
帽子投げの儀式はいつ始まったの?
最初のキャップ投げの儀式は、1912年の卒業式中に米国海軍兵学校で行われたそうです。
海軍士官になる前に2年間は士官候補生として過ごし、その後2年間は士官補佐として過ごした後、新しい階級とともに制服用の新しい帽子が与えられたそうです。
海軍士官となった学生には、新しい帽子が手渡され、士官候補生の帽子が不要になったため、卒業生たちはお祝いに古い帽子を空中に投げ始めたとされているそうです。
「やり遂げた」という意味もきっとあるんでしょうね。
最後に
優秀な人間は必要です。
だけど、愛のない優秀な人間はどうでしょうか?
私は子供たち(特に娘)に言います。
「優秀な人間だからと言って高慢になってはいけない。もし、そこに字の書けない人があなたに..”I hopeってどう書くのですか?スペルが分からないので教えてくれますか?”って、聞かれたとき、優秀な人間はそこで2つに分かれる。1つは、こんな簡単なスペルも分からないのか‥と、冷たくあしらう優秀な人間と、2つめは、なんとも思わず、快く教えてあげる優秀な人間。もし、快く教えてあげることができる人間なら、この人は..”I hope”というスペルを見たり、聞くだけであなたのことを思いだすのです。そして、その人の心に”感謝”という言葉が一生残り続けていくことを覚えておいて欲しい。」
小さいことだから大切なこと。
☆ 聖書のみことば ☆
『何事でも、自分にしてもらいたいことは、ほかの人にもそのようにしなさい。マタイの福音書7:12』
皆さんの上に神の祝福と恵みが豊かにありますように。
God bless you all. ♡Thank you!(╹◡╹)♡
コメントさせて頂きます
よろしくお願いします
ありがとうございます!
卒業式かっけー!くらいにしか思ってませんでした。衣服の細部にまで意味や願いがあったのですね。やっぱりかっけー!ですw
“I hope” 素敵です。私もそうありたいです。まずは身近な人から!
UMAさん、コメントありがとうございます😊
私もUMAさんと同じでした。
でも、娘の卒業式がきっかけでたくさんの事を学んだので、シェアしたいなと思って頑張りました😆
I hope…
そうでありたいと言えるUMAさんは素晴らしいですね😀