どこまで相手を理解できていますか？

信頼していたはずだった人が、自分の事を理解できてなかった？

いや、相手が自分の事を理解してなかった？

理解できなかった人、理解してくれなかった人をあなたはまた受け入れることはできますか？

この人はこういう人だったんだと諦めるか、受け止めるかは自分次第。

また、こう解釈する人もいます。「裏切り者」だと。

諦めきれずに責めていく人、徹底的に話し合いをしたがる人。

そっと離れていく人、相手からくるのを待つ人。

私はよく子供たちに言ってました。「脳は考えるためにある」「目は見るためにある」「鼻は匂いを感じるためにある」「口は話すためにある」「耳はきくためにある」と。そして、その全てを正直に感じとるのが『心』だと。だから、「自分の心には正直でいなさい」と言ってました。

人の心は正直です。考えて、見て、匂いを感じ、話し、聞くことで心は動かさせられます。そして、それを感じた事を心に残った記憶へと変わっていく。それが良い記憶なのか、傷になるのかは人それぞれ。

相手は良かれと思った事だったけど、受け取り方の違いで相手を傷つけてしまった。理解し合えれば解決できるはずが、互いに譲らないからいつまでも心にギクシャクと嫌な気持ちがズルズルと残る。

たまたま何処かでその相手とでくあわせたとき、無視するか、隠れるか、逃げるという行動をとるでしょう。そうなると、精神的につらくなって「あいつが悪い」とか「あいつのせいで悪い１日になった」と言って、相手を責めるでしょう。

理解をする事で、心が楽になる。理解する事で、解放される。理解する事で、平安でいられる。

互いに必要なのは『理解』ではないでしょうか。