この世で１番難しいのは『人間関係』ですね。相手の心が読めれば簡単に解決するのですが、私たち人間にはそんな力なんてない。だから、占いや霊能力者を頼る人たちも多い。でも、納得がいかなければ他をあたる人たちも多い。なんて人間はわがままなんでしょうね。相談をする事は良い事です。でも、結局自分で判断する方が多いのではないでしょうか。 

聖書のマタイ５章44節に『自分の敵を愛し、迫害する者のために祈りなさい 』と、あります。まず、隣人を仲間と言いかえると分かりやすいかなと思います。私たちには隣人がいいます。その隣人とは、家族、兄弟姉妹、友人、恋人、同僚です。だけど、ほんの些細な事で互いに傷つけ合い、争う事にもなるのです。そして、昨日までの隣人が敵になってしまう。とても悲しいですね。でも、このような考え方にはある前提が存在してるんです。私たちの考えに「良い隣人」と「敵」と言う考え方があると言う事です。そして、そこには自分中心の考え方があるのです。勝手に私たちは自分の隣人を判断して、仲が悪くなったり、都合が悪くなったらその隣人を「敵」として、憎んでも良いと勝手に思うのです。でも、「隣人を愛する」と言う事は、仲が悪くなっても敵対関係になってもその人のために祈るようにしなさいと、神様は私たちに伝えてるのです。１度裏切られた人のために祈る事はとても難しい事です。逆の立場になってみると分かるでしょう。

私が人間関係で怖かった事は、相手に嫌われるのが怖かった事でした。だから、私の人間関係はストレスでボロボロでした。でも、私は気づいたのです。「人に嫌われるのが怖いんじゃなくて、私を嫌う人は私の人生に必要のない人なんだ」と、思ったのです。そしたら、気持ちが楽になったし、強くもなった。そうすると、私の事を嫌ってると思ってた人が、今では20年以上のおつき合いが続いてます。決めつけないで、気楽に人間関係でたくさん学んで欲しいです。

人間関係で苦しむ事は、互いに学び合う事にあります。互いに敵同士だと思えば思うほど、私たちはそれに苦しまされるだけなのです。人を勝手に判断する前に、まず自分の胸に手をあてて考えてみませんか。

前に投稿した『人間関係ほど難しいものはない』をクリックすると読めるので、もし良ければ読んでみてね。

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