10本の指
私が初めて「自分を見つめ直したい」と、強く思うようになったのは20代の半ばだった。
今までの自分を振り返りながら、私はまず原点に戻ろうと思った。
でも、どうやって原点に戻ればいいのかが分からなかった。
それが、私にとって大きな課題になると同時に、葛藤という日々を送ることになった。
私は周りを見ては考え、人を見ては考え、上に立つ人たちを見ても考えた。
とにかく、いろんな方向で物事を見て、考えて、原点に戻ろうと必死に求めた。
そんなとき、ある会社の社長さんと話す機会があって、私はいろんな質問をしてみた。
私とは全く違う世界で生きてる人だなと思いながら、私は黙って話しを聞いた。
すると、社長さんから私に「人間には指が10本あるように、俺たちには10の可能性がある。その10の可能性のうち必ず1つだけ自分にできる事がある。頭が良いとか、悪いとかの問題ではない。才能なんだよ。俺なんか、高校中退の元悪ガキだったけど、俺には経営者という才能があったんだな。ただそれだけのことだ。お前(私)にも必ず才能がある。それを見つけるのはお前だ。」と、言われたんです。
私はそのとき何かを拾った気がした。
私は社長さんの話しを聞くまでずっと「原点」に拘ってた。
中途半端に生きてる自分に呆れ果て、なんの価値もない自分が情けなくて、なんのために生まれ、なんのために生きてるのかも分からないままただ生きてる自分に恥さえも感じてた。
だから、原点に戻れるのならもう一度やり直せるんじゃないかと思ってた。
そんなときに「10本の指」の話しをしてくれた社長さんには感謝だった。
それから数年後
クリスチャンになったばかりで、まだ信仰のあさいころだった。
聖書マタイの福音書7章7-8節を読んでたら、あのとき出会った社長さんの言葉を思い出した。
そのみことばとは、『7:求めなさい。そうすれば与えられます。捜しなさい。そうすれば見つかります。たたきなさい。そうすれば開かれます。8:だれであれ、求められる者は受け、捜す者は見つけ出し、たたく者には開かれます。マタイの福音書7章7-8節
7: “Ask, and you will receive; seek, and you will be find; knock, and the door will be opened to you. 8: For everyone who asks will receive, and anyone who seeks will find, and the door will be opened to him who knocks. MATTHEW 7:7-8。』
「人を通して神を見ることができる」というように、神さまはこうして私を導いてくれたんだと、涙がでた。
私があのとき、強く「求め、捜し、たたいた」ことにより、神さま私に答えてくれたんですね。
そして、神さまは『だれであれ、求められる者は受け、捜す者は見つけ出し、たたく者には開かれます。』と、言ってることを私は心から感謝した。
❥神様は『だれであれ』と言ってます。(♡ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾⁾
⭐︎ 聖書のみことば ⭐︎
いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。
Be joyful always, pray at all time, be thankful in all circumstances. This is what God wants from you in your life in union with Christ Jesus.
皆さんの上に神の祝福と恵みが豊かにありますように。
God bless you all. ♡Thank you!(╹◡╹)♡