過集中とADHD(注意欠如・多動性障害)
私は過集中でもあるので、何かに集中すると、水、食事を摂ることも忘れる、周りの声や音、雑音も聞こえない。放っておくと、寝ることさえも忘れてしまうぐらいです。その逆に、自分に興味がない事には一切目を向けない、集中できない、ウロウロする。でも、またやり始めて興味が湧くと、とんでもない集中力が出るのです。
自分の子供を叱ってばかりいる事で自分を責めてしまう。親はそこで「母親失格、父親失格」と、悩みを抱えてしまいます。私もそうでした。私自身もADHDであり、ADHDの子を持つ親でもあります。叱りつける自分を何度も責めてきました。でも、責めても解決には至りません。自分を責めるのではなく、理解をすることで答えが解ってくるのです。
私の場合は、アメリカに引っ越ししてきて数年後に子供がADHDと診断された後に、私もADHDであることが分かりました。なので、私はADHDの子を持つ親の気持ちと、ADHDで苦しむ人たちの気持ちが分かります。ADHDは、脳に問題があります。ADHDの脳を簡単に説明すると、普通の右脳左脳の両方が同時に起きているのに対して、ADHDの脳は、片方の脳だけが起きている状態です。そのために理解するのが困難なのです。普通の人からすると「何故そんなことくらい分からないの?」と、叱りつけてしまう。なので、子供には「何故それをしたらいけないのか」「何故怒られてるのか」を、理解させることから始めなければなりません。私たちは、医師の指示通りに1日のスケジュールを作り、それを毎日チェックさせる習慣をつけさせることから始めていきました。そして、とても大切なことですが、クラスの担任とよく話し合うことです。
ADHDは、何をやっても最後まで終わらすことができません。2階で何かをしてる途中に1階に下ります。そこで見つけたものに目がいくと、2階でしてたことを既に忘れてるのです。そして、思い出して2階に上がる、そこでまた1階でしてたことを忘れてる。庭仕事してる途中に家の中へ入ると、家の中で掃除をしてたりもします。過集中なので、集中すると名前を呼んでも返事がない、頼み事をしても忘れてる。そんな人生に必ず注意がつきまとうから、本人はとても苦しいし、落ち込まない日はない。
小さいうちは親の助けが必要ですが、成長に合わせて次第に本人も分かってきます。ただ、成長期と重なるときに見分けるのが難しくなってくるので、カウンセリングをお勧めします。
カウセリングを受けさせる事によって、親もものすごく助けになります。
⭐︎感謝と聖書の教え⭐︎
「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい」
皆さんの上に神様の祝福と恵みがありますように。♡Thank you!!(╹◡╹)♡