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アーミッシュ

私がアメリカに移住した頃、アーミッシュに凄く興味を抱きました。

今回は簡単にアーミッシュの話しをしたいと思います。

このアメリカで、移民当時の生活を維持して、電気や自動車といった現代の技術には頼らないで暮らしている人たちが「アーミッシュ」と呼ばれる人たちです。

アーミッシュは18世紀以降、迫害から逃れるためにヨーロッパから北米へ渡ってきました。現在はアメリカのペンシルバニア州、オハイオ州、インディアナ州、アイオワ州の他、カナダのオンタリオ州に多く住んでます。電気や自動車などの現代技術を拒んで、昔ながらの生活を続けているのがアーミッシュの凄いところ。

アーミッシュは、いろんな宗派から分離してきたアナバプテストという宗教です。

移動の際は馬車なのですが、交通事故が多いためにウインカーを義務付けられています。そのため、ウインカーを利用するために充電した蓄電池を利用しているようです。

2008年(笑)かなり昔になりますが、私は夫と2人でペンシルベニア州にあるダッチカントリーという所に行ってきました。

そこには、たくさんのアーミッシュが暮らしてて、観光地にもなっています。

アーミッシュには、いろんな決まり事があります。

それを忠実に守っているのもアーミッシュの人たちです。

2008年にダッチカントリーで思い出に買ってきたアーミッシュの女性たちの手作りキルト

アーミッシュの男性は、結婚をしたら髭を剃ったらいけないという決まりと、口髭は伸ばしたらいけないという決まりがあります。

また、アーミッシュの子供たちは16歳になると、一度親元を離れて俗世で暮らします。そして、アーミッシュの掟からも完全に解放されます。時間制限がないので、子供達は酒やタバコ、ドラッグなど、外の世界でいろんな経験をするのです。そして、18歳になると、アーミッシュのコミュニティに戻るか、アーミッシュと絶縁して俗世で暮らすかを選択する事ができるのです。

子供の意思を無視して、強制的に「アーミッシュに残れ!」ではないのが私は素晴らしいと思いました。

そして、新成人になったアーミッシュが選択するのは、そのままアーミッシュであり続けることが殆どだそうです。

アーミッシュもいろいろ世間から言われてますが、それはたまたまアーミッシュだから取り上げられやすいというのもあります。私たち一般人は、たまたま有名ではなかっただけの事。

私から見たアーミッシュは、私たちが忘れてしまった原点だと思いました。今はテクノロジーに頼ってしまった時代。でも、アーミッシュの人たちは、それに対しても無関心である。私がダッチカントリーに行ったとき、子供たちが遊んでたオモチャは、全て木製の手作りのオモチャと、手作りのお人形でした。そして、大きな木の下の影に座って本を読んだり、自然に触れながらいろんな工夫をして遊んでました。

また、親の手伝いも小さい頃からさせてます。小さい子供たちは、朝早く起きてにわとり小屋で卵拾いのお手伝いから1日が始まるのです。兄弟姉妹1人ひとりにちゃんと担当があって、それをきちんと責任を持ってやるのです。

アーミッシュの男の子

⭐︎聖書のみことば⭐︎

『信仰は望んでいる事がらを保証し、目に見えないものを確信させるものです。ヘブル人への手紙 11章1節』

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Kaypin
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